2025年7月度の職種別 賃金伸び率ランキングを発表しました

分析用求人ビッグデータを提供する、株式会社フロッグ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:阪野 香子、以下「当社」)は、「2025年7月度 職種別 賃金伸び率ランキング」を発表しました。
※本調査はアルバイト・パート、派遣、正社員の各雇用形態において、下記求人媒体に掲載されている求人情報を収集・集計しました。
○アルバイト・パート :「イーアイデム」「バイトル」「マイナビバイト」
○派遣 :「はたらこねっと」「エン派遣」
○正社員 :「doda」「type」「エン転職」「マイナビ転職」
概要
日本経済新聞「最低賃金『全県1000円』視野、未達は31県 労働側は前年超え要求へ」によれば、厚生労働省の中央最低賃金審議会は24日、2025年度の最低賃金額の目安を決める第3回会議を開きました。公表済みの日程では4回目の29日が最終回となる予定です。10月の改定タイミングに向けて最低賃金をめぐる議論に注目が集まる中、実際に各都道府県の賃金はどのように推移しているのでしょうか。
今回は当社が収集している求人媒体の掲載情報を活用し、2025年7月の「職種別 賃金伸び率ランキング」をお届けします。前月比でどれだけ賃金が上昇しているのか、各職種最新の傾向を示す参考資料としてぜひご活用ください!
2025年7月度トピック(職種別)
■雇用形態別の賃金増減率(前月比)は、アルバイト・パートが-3.56%~+6.11%、派遣が-0.30%~+2.74%、正社員が-0.34%~+0.76%。
■職種別賃金増加率ランキングの1位は、アルバイト・パートが「建設/土木/エネルギー」(前月比+6.11%)、派遣が「クリエイティブ(Web系)」(+2.74%)、正社員が「クリエイティブ(Web以外)」(+0.76%)。
アルバイト・パート(職種別)

アルバイト・パートの職種別賃金伸び率ランキング(前月比)トップ3は、1位が「建設/土木/エネルギー」(増加額+93円、増加率+6.11%)、2位が「医療/医薬/福祉」(増加額+14円、増加率+0.97%)、3位が「営業/事務/企画/管理」(増加額+9円、増加率+0.72%)でした。
ワースト1は「映像/イベント/芸能/キャンペーン」(減少額-47円、減少率-3.56%)でした。


1位の「建設/土木/エネルギー」と13位の「映像/イベント/芸能/キャンペーン」における直近12か月の賃金推移を比較すると、「建設/土木/エネルギー」では、株式会社ケイ・マックスが時給2,333円の求人を2024年12月と2025年7月に大量出稿。特に2024年12月には600件を超える出稿があり、これにより平均時給が大きく上昇しました。出稿が減少した後は、平均時給も減少しています。
一方、「映像/イベント/芸能/キャンペーン」では、2025年5月から6月にかけて1,300円未満の求人が減少し、2,000円台の高時給求人が増加したことから平均時給が上昇。その後7月にかけては1,200円台の求人が大量に出稿されたことにより高時給帯の割合が減少し、平均時給も下落しました。
派遣(職種別)

派遣の職種別賃金伸び率ランキング(前月比)トップ3は、1位が「クリエイティブ(Web系)」(増加額+60円、増加率+2.74%)、2位が「教育/語学/スポーツ」(増加額+17円、増加率+1.19%)、3位が「販売/接客/サービス」(増加額+15円、増加率+1.05%)でした。
ワースト1は「製造/工場/化学/食品」(減少額-4円、減少率-0.30%)でした。


1位の「クリエイティブ(Web系)」と11位の「製造/工場/化学/食品」における直近の賃金推移を比較すると、「クリエイティブ(Web系)」ではおおむね右肩上がりで推移しています。特に2025年6月から7月にかけては、2,500円以上の高時給求人が210件から262件へと50件以上増加したことを受けて、平均時給が上昇しました。
一方、「製造/工場/化学/食品」では約1,300円の水準を維持しながら、ほぼ横ばいで推移しています。
正社員(職種別)

正社員の職種別賃金伸び率ランキング(前月比)トップ3は、1位が「クリエイティブ(Web以外)」(増加額+2,239円、増加率+0.76%)、2位が「アミューズメント」(増加額+2,038円、増加率+0.75%)、3位が「飲食/フード」(増加額+1,846円、増加率+0.72%)でした。
ワースト1は「医療/医薬/福祉」(減少額-947円、減少率-0.34%)でした。


1位の「クリエイティブ(Web以外)」と17位の「医療/医薬/福祉」における直近の月給推移を比較すると、「クリエイティブ(Web以外)」では、2024年10月から11月にかけて求人数が1,000件以上増加し。特に月給25万円以下の求人が多く出稿されたことで高月給帯の割合が減少し、平均月給も下落しました。2025年6月から7月にかけては24万円台の求人数が減少し、あわせて40万~45万円台の求人が増加したことにより平均月給が上昇しました。
一方、「医療/医薬/福祉」では、2024年10月から11月にかけて20万円未満の求人数が増え、40万円台の求人が減少したことにより平均月給が下落。その後は大きな変動なく、おおよそ横ばいで推移しています。
本件の詳細はこちらのPDFよりご覧ください。
【2025年7月度】職種別 賃金伸び率ランキング