<2021年8月度>47都道府県別に求人レポートを公開。山梨県や島根県ではコロナ前の水準まで求人数が回復。

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分析用求人ビッグデータを提供する、株式会社フロッグ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:菊池 健生、以下「当社」)は、2021年8月度の全国47都道府県 求人動向レポートを発表いたしました。本レポートは、自治体の産業・雇用推進担当者向けに3カ月ごとに公開しています。

▼2021年8月度 全国47都道府県 求人動向レポート
ダウンロードURL: https://hrog.net/47prefectures-report-21atm/

調査概要

●全国でみると、2021年8月度の求人数は「アミューズメント」職種以外の15職種で20年同月を上回った。2020年と比較すると求人数は回復基調にある。一方で、19年同月と比較すると16職種中8職種で求人数が減少、コロナの影響による落ち込みが目立った。
特に、「飲食/フード」「ファッション/アパレル/インテリア」職種などの飲食・サービス業界、「ホテル/旅館/ブライダル」「アミューズメント」職種などの観光業界は、2019年の求人数の6割以下だった。

●47都道府県別でみると、全都道府県が20年同月比でプラス、16府県がコロナ前の19年同月比で増加傾向であった。特に、山梨県は19年同月比で48.8%増の12,021件を記録しており、47都道府県で最も増加率が高かった。

●19年同月比でみると、求人数増加率の高い上位には秋田県や島根県などのコロナ感染者数の少ない地域が目立ち、一方で緊急事態宣言が長引いた首都圏の1都3県や、大阪府は下位にとどまった。

全国47都道府県 求人動向レポート イメージ

集計条件

本調査は官公庁・大学・研究・報道機関の方向けの分析用求人ビッグデータ提供サービスHRogリスト for アカデミアを元に作成しました。

<集計対象媒体>
『リクナビNEXT』『マイナビ転職』『エン転職』『doda』『type』『タウンワーク』『マイナビバイト』『バイトル』『フロムエー』『イーアイデム』

<調査対象期間>
2019年9月2日~2021年8月30日

<表の項目について>
21年求人数  …2021年8月30日時点の求人数
21年正規求人数…2021年8月30日時点の正規雇用求人数
21年正規求人数…2021年8月30日時点の非正規雇用求人数
20年比    …2020年9月7日時点の求人数との比較
19年比    …2019年9月2日時点の求人数との比較

<集計対象職種について>
複数の求人媒体の情報をまたいで集計するため、媒体記載の業種・職種カテゴリーを使用せず、HRogリスト for アカデミア独自のキーワードマッピング処理に基づいた業種・職種カテゴリーを使用して求人情報を分類・集計しています。

<集計方法について>
求人情報の勤務地情報を取得し集計をおこなっています。1求人に対して2つ以上の勤務地都道府県が紐づいている場合、最初に記載されている都道府県を採用しています。

「HRogリスト for アカデミア」について

​​「HRogリスト for アカデミア」は、求人にまつわる職種、雇用形態、賃金、勤務地など詳細なデータの取得時期・掲載媒体も指定できるため、横断的・俯瞰的な視点での調査および分析を可能にします。

「HRogリスト for アカデミア」
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