内閣府地方創生推進室ビッグデータチーム運営の「V-RESAS」へ求人媒体のデータを提供
内閣府は地方公共団体や金融機関、商工団体等が新型コロナウイルス感染症の与える地域経済への影響を可視化したサイト「V-RESAS」を運営しています。
フロッグ社はV-RESASの「雇用」カテゴリにおいて、当社の官公庁・大学・研究・報道機関向け分析用求人ビッグデータサービス 「HRogリストforアカデミア」 の求人データを用いて、企業の求人動向を時系列別に可視化を行っています。「雇用」カテゴリは客観的データに基づき、企業の経営や雇用の後押しができるか可能な限り正確かつ迅速な判断を支援できるように作られました。都道府県別・地域別に、新型コロナウイルス流行前の2019年の同週比を見られます。現在もデータの提供を行っています。
営業担当の声
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、企業の採用ニーズは急激に冷え込みました。求人数の大部分を占める非正規雇用(アルバイト、パート、契約社員)の割合が高い職種や政府による休業要請の対象となった業態に関連する職種はその影響を受けやすく、一方でテレワークが導入しやすいIT系・Web系の職種ではその影響を受けにくい傾向にあります。求人数の動向はその後の雇用の受け皿がどこにあるのか判断する材料となります。求人数のデータから企業の地域ごとの採用ニーズを理解することで、効果的な施策策定の一助になれば幸いです。
データ作成者の声
データの用途を確認しながら、納得して頂けるよう擦り合わせてデータを作成しました。24媒体分の膨大なデータで、過去分ではサイトリニューアルなどの変動もありますが、システムと人によるチェックを併用してデータ整備を行いました。また、雇用区分の記載一つをとっても「正社員以外」「正職員」のようにサイトごとに記載が異なるので、どの記述が正社員求人にあたるかなどを実際のデータを確認しながら進め、要望に沿った形での提供を心がけました。