ナウキャストとフロッグ、賃金動向指数サービス「HRog賃金Now」にて、アルバイト・パートの募集賃金指数と求人数指数を2024年3月上旬から提供開始

~国内雇用者の25%を占めるアルバイト・パート労働者の賃金・求人動向を可視化~

 次世代金融インフラの提供を通して組込型金融を実現するFinatextグループの株式会社ナウキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:辻中 仁士、以下「ナウキャスト」)と、分析用求人ビッグデータを提供する株式会社フロッグ(本社:東京都千代田区、代表取締役・メディア統括:菊池 健生、以下「フロッグ」)は、賃金動向指数サービス「HRog賃金Now(読み:フロッグ賃金ナウ)」において、新たにアルバイト・パート労働者を対象にした募集賃金指数と求人数指数の提供を2024年3月上旬から開始します。

■開発背景
 日本国内の雇用者の約25%はアルバイト・パート労働者で占められており、労働者全体の賃金動向に大きく影響しています。特に宿泊・飲食などの対面型サービス業では、アルバイト・パート労働者の比率が高くなっています。現在、日本経済と金融政策の先行きを見る上で、サービス価格に注目が集まっていますが、サービス業は原価における人件費の割合が高いため、アルバイト・パート労働者の時給動向がサービス価格に反映されやすいと考えられます。

 「HRog賃金Now」ではこれまで、正社員を対象とした指数を提供してきましたが、「より幅広い雇用形態の賃金動向を知りたい」というお客様からのご要望に応え、非正規雇用にも対象を拡大します。具体的には、これまでの「正社員系列」に加えて「アルバイト・パート系列」を提供します。これにより、アルバイト・パート労働者の求人市場の動向を高頻度かつ速報性をもって把握できるほか、雇用形態×地域×職種でのクロスセル分析が可能になります。なお、「アルバイト・パート系列」では、民間の求人サイトとハローワークインターネットサービス(以下「ハローワーク」)を対象とする全体系列に加えて、民間の求人サイトのみを対象とする系列も提供します。これにより、公的統計では捉えづらい部分を補いつつ、労働市場の包括的な理解が可能になります。

本件の詳細はコチラをご覧ください。
https://hrog.co.jp/news/entry-137/