2025年1月度 石川県 求人動向レポートを発表しました
分析用求人ビッグデータを提供する、株式会社フロッグ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:阪野 香子、以下「当社」)は、「2025年1月度 石川県 求人動向レポート」を発表しました。
※本調査は、「doda」「type」「はたらこねっと」「イーアイデム」「エン派遣」「エン転職」「ハローワーク」「バイトル」「マイナビバイト」「マイナビ転職」「求人ジャーナルネット」に掲載された求人情報を収集・集計しました。
概要
能登半島地震の発生から1年が経過しました。2024年7月に公開した「【HRog求人レポート】石川県輪島市の求人市場を分析!」では、石川県輪島市での求人件数が震災後に減少している様子がうかがえました。2025年1月までの求人動向はどのように変化しているのでしょうか?
今回は、当社が収集している求人媒体の掲載情報を活用し、石川県の求人市場分析レポートをお届けします。最新の傾向を示す参考資料として、ぜひご活用ください!
求人件数動向
まずは2023年1月から2025年1月にかけて、石川県全体での求人件数を見てみます。増減を繰り返しながら20,000~23,000件程度で推移しており、震災のあった2024年1月に減少しているものの同年2月には回復しました。
続いて震災の影響が大きかった石川県輪島市と羽咋郡志賀町(以下、輪島市および志賀町)について求人件数を調査しました。2024年1月と2月は大幅に減少しており、その後同年5月にかけて回復し、同年8月以降は震災前と同等の水準で推移しています。また、同年9月から11月にかけて求人件数が増加しており、9月に発生した奥能登豪雨による求人件数の減少はありませんでした。
さらに、全国・石川県全体・輪島市および志賀町の求人件数を2023年1月の値を100とする指数で比較します。2024年2月時点では、全国と石川県全体では増加し、輪島市および志賀町のみで減少していました。2025年1月時点では、全てにおいて2023年1月を少し上回る水準となっています。
職種別求人動向
ここでは、全国・石川県全体・輪島市および志賀町の求人件数を職種別に分析します。
2023年1月から2024年1月にかけての求人件数増減率を見てみると、輪島市および志賀町では特に「電気・電子系」「ホテル・旅館系」「建設・土木系」で減少しました。反対に「飲食系」と「販売・接客系」は求人件数が増加しています。
また、全国と石川県全体では「ホテル・旅館系」が減少していますが、輪島市および志賀町での減少率の方が大幅に上回っています。「飲食系」と「販売・接客系」の求人件数は、減少または微増となりました。
本件の詳細はこちらのPDFよりご覧ください。
2025年1月度 石川県 求人動向レポート